順張り投資を10回実践してみる
実際に投資してみます
何かの本で、「10回同じ手法を繰り返せば、それが正しい手法かどうか判断できる」と書いてあったので、愚直にトライしてみます。
同じ投資手法を10回やってみて、どういう結果になるか実験します。
投資資金が少ないので、小型株で1単元のみにはなりますが・・・。
ルールを決める→10回やってみる→反省する→ルールを修正
という流れで投資の実力を磨いていきたいと思います。
ルール
1、順張りを徹底する(日足、週足ともに上昇中の銘柄に投資する)
2、押し目を待たない
3、出来高が少ない銘柄は避ける
4、売上高、純利益が増加し続けている銘柄にしぼる(当期、来期予想含む)
5、10%以上の下落で損切りする
6、投資日から20営業日以内に利確(損切り)する(21営業日以上保有しない)
7、10回のトレードを上記ルールで繰り返す
2020年7月13日からスタートします。
2020年7月13日(月)
早速スタートしました。
前日に上記ルールを念頭に銘柄選定をしていたので、「ラクーンホールディングス(3031)」を寄付で成行買いしました。
保有株数は100株
約定単価は1,034円
平均取得価額は1035.15円(手数料含む)です。
ルールに照らし合わせてみます。
1、順張りを徹底する(日足、週足ともに上昇中の銘柄に投資する)
チャートを見ると、日足、週足ともに右肩上がりです。新型コロナウイルスによる市場全体の暴落につられ、2月下旬から3月下旬にはがくっと下げてはいますが、現在は元値まで戻すどころか年初来高値を更新しています。
暴落時に購入していればすでに3倍ですね。
2、押し目を待たない
問答無用の寄付成り行き買いです。良し悪しの判断は今は置いといて、ルール通りです。
3、出来高が少ない銘柄は避ける
先週木曜日の7月9日が直近で一番少ない出来高でしたが、299,200株。翌日は725,900株。今日はさらに活況で973,800株でした。
1単元のみの投資なので十分なのではないでしょうか。
4、売上高、純利益が増加し続けている銘柄にしぼる(当期、来期予想含む)
売上高は2012年から現在まで増加し続けています。
2014年から2015年の間にがくんと下がっているように見えますが、
「売上原価」に計上していた「商品仕入高」を、2015年以降は売上高と相殺して表示する方法(純額表示と言うらしい)に変更したことが影響しています。
実際の売上高は伸び続けています。
純利益については2014年以降増加を続けています。2013年から2014年の間で減益していますが、そこは少し妥協しました。
利益成長率は正直特筆するほどでもない(直近1年は18%くらい)ですが、着実に利益を伸ばし続けていることは好感できます。
5、10%以上の下落で損切りする
逆指値を入れるのを忘れていました。
もし仕事中に10%以上下落した場面があれば、ルールを破ったことになります。
気を付けよう。
6、投資日から20営業日以内に利確(損切り)する(21営業日以上保有しない)
まだ利確していません。
今日から20営業日以内に手放すことにはなりますが、「○○%上昇で利確」といったルールを定めていない以上、出口が一番難しい判断を求められます。
どうしよう・・・。
7、10回のトレードを上記ルールで繰り返す
この銘柄を売却したら当然、1回のトレードということになります。
株価の下落や上昇に一喜一憂せず、淡々と繰り返していきたいです。
今日の振り返り
朝の寄り付き前に板を眺めて、指値を置いて下で待っていても約定しないだろうと判断して成り行き買い注文しました。
結果的に、1,034円で約定した後、一時1,016円の安値をつけていますので、100株×18円の利益を失ったといえます。
でもルールその2で押し目は待たないことにしていますし、その後の値動き的にもそれほど悪くない判断だったのではないでしょうか。
職務専念義務がある以上、板をじっと監視しているわけにもいかないので、日中の値動きに関しては諦めている部分もあります。
今日の高値は1,092円、終値は1,090円で、日足陽線をつけました。
6月25日につけた直近高値1,037円を突破し、年初来どころか10年来高値を更新しています。
売りのサインを見逃さないように注意したいところですが、正直出口の正解が見えていません。圧倒的勉強不足を感じます。
明日以降は、損切りラインを意識しつつ、逆指値については株価の上昇率に合わせてフレキシブルに設定したいと思います。